現在も、その感染が拡大し続けている新型コロナウイルス。
その影響も受け、マスクの次に品薄な状態になっているのがティッシュペーパーやトイレットペーパーといった紙類です。
そんな中、現在『返礼品』に関しての騒動が各地で起こっています。
コロナの影響でパニック状態の各地方。
そんな地方の返礼品に関しての情報や真相についてリサーチしていこうと思います。
では、さっそく見ていきましょう。
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返礼品のティッシュ類やトイレットペーパーの注文殺到!
出典https://www.fnn.jp/posts/7756OHK
ここ最近、各地でティッシュペーパーやトイレットペーパーなどの紙類の品薄な状態が続いています。
新型コロナウイルスの関係で、まずはマスクが品薄となり、各地のスーパーやコンビニで売り切れが続出し始めたのがついこの前の事。
そこから、次はこの紙類の買い占めが各地で起こり、マスクと同じ状態になっています。
そんな中、『返礼品』のティッシュやトイレットペーパーに関しての注文が今殺到しているといいます。
返礼品とは、本来、参列者に感謝を込めてお渡しする品や参列者から包んでいただいた供物や香典の品のことを示します。
今回は、そんな返礼品の中でも“ふるさと納税”に対して各地で騒動が起きているようです。
新型コロナウイルスに関するデマにより十分な供給能力があるトイレットペーパーなどの買いだめが起きている余波が、広島県大竹市のふるさと納税にも及んでいる。同市の返礼品のトイレットペーパーやティッシュペーパーは、全国から注文が相次いだ上、通常はほとんどないキャンセルが頻発している。購入できなかった人たちが申し込み、店頭などで入手できた人の気が変わったためとみられる。
市が「異変」に気付いたのは2日朝。ふるさと納税の担当者が先週の状況を点検したところ、週30件程度の注文が100件ほどに急増していた。返礼品の指定は大半が、同市に日本製紙の大竹工場がある縁でそろえている、同社製のトイレットペーパーやティッシュペーパーだった。
市内の発送業者が対応しきれず、6種類ある品目を3種類に減らし、1日当たりの受付数を各種類30件にするなどして対応。一方で、年数件のキャンセルが、ここ数日で10件程度発生した。市は6日、取り扱いをいったん休止した。
市への電話やメールにも混乱ぶりがうかがわれる。「キャンセルしたい」と慌てた内容のものに加え、「紙があるなら市民に配るべきだ」との苦情も寄せられた。困惑する市は「寄付はありがたいが、返礼品選びなどは落ち着いて対応してほしい」と冷静な行動を呼び掛けている。
ふるさと納税の大竹市への2019年度の寄付額は約3億6千万~3億7千万円の見込み。返礼品の8割はゴルフボールで、ペーパー類は2番目の人気という。
ふるさと納税とは、応援したい好きな自治体へ寄附をする仕組みのことです。
寄附をすると、寄附金の使い道を選べ、地域に貢献することができます。
さらに、地域の特産物が寄附の返礼品として貰え、寄附金が税金から控除される制度の事をいいます。
そうなんです!この「返礼品」とは“寄附”に対しての「ありがとう」の気持ちを現すものとして返礼品があります。
1970年代に起こった“オイルショック”を彷彿とさせるような現在の日本の状況。
新型コロナウイルスの感染拡大につれ、全国各地の店頭で、デマがきっかけとみられるトイレットペーパーの品薄が起きている中、「ふるさと納税」の返礼品にトイレットペーパーを扱う愛知県春日井市と岐阜県本巣市が、2日から受け付けを停止した。申し込みが殺到し、発送が追いつかないためだという。
春日井市は「王子ネピア」の工場が市内にあるのが縁で、2015年の制度開始時から同社製品を返礼品にしている。市のふるさと納税では、1万5千円の寄付で2枚重ねトイレットペーパー96ロールやティッシュペーパー60箱などを受け取ることができる。
今年に入ってから2月26日までのトイレットペーパーの申し込みは160件だったが、27日から急増。3月1日までの4日間で459件に上った。同社の代理店がさばき切れず、原則とする2週間以内の発送ができなくなり、ティッシュペーパーなどの同社製品とともに受け付けを停止した。
市の担当者は「寄付はありがたいが、要因がデマなので複雑だ。早く落ち着いて受け付けできるようになってもらいたい」と話す。
王子ネピアの担当者は「当社を含め国内メーカーには十分な生産能力がある。原料調達も問題ない。普段通りのペースで購入してもらえれば、品薄になることはない」と説明する。
不安になる気持ちは分かるのですが、なんとか正確な情報を入手するように努め、本来の意味での“寄附”ができる豊かな心でいたいと思いました。
近所のイオンのやる気を感じた!#イオン#トイレットペーパー #トイレットペーパーあります #しかもかなりたくさん#東雲イオン pic.twitter.com/ssakPom8S5
— あけました (@ysl24392317) March 3, 2020
出典https://twitter.com/ysl24392317/status/
そんな中、このようなツイートも発見しました。
見てください!この圧倒的なトイレットペーパーの数!
“イオン”さんが提供しているトイレットペーパーの写真です。
「おひとり様10点まで販売いたします」
と記載されています。
これで慌てて購入に走っていた人も少し落ち着いたら良いなぁと思います。
このような取り組みが各地で進むと騒動も早く収束するかも知れませんね。
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一連の騒動の真相とは!?
ふるさと納税の返礼品にまで及んだ今回の一連の騒動。
その発端となったのは一体何だったのでしょうか?
一連の騒動に対して、このような発言をされている方もいらっしゃいました。
トイレットペーパー売り切れ山口は無縁だと思ってたけど近くのコスモスでこれ。
みんなどんどんトイレットペーパー買ってる
こうやって書いてるのに買い占めるのってなんなの?
日本人はいつからこんなに余裕なくなったの?
そりゃ詐欺の格好の鴨にされるわ#トイレットペーパーデマ #COVIDー19 pic.twitter.com/VNawWxAsO9— 増野 隆一 (@Mappi0872) February 29, 2020
冷静になれば分かることかもしれませんが、今回の件に関しては一種の集団心理が関係していると私は思います。
日本人は特に「前にならえ」の精神が強い人種だと思います。
それ故に、周りの人がとっている行動を吟味せずに動いてしまう人も多いのです。
確かに“デマ”だと分かっていても「念のため」といって買いだめする人もいらっしゃると聞きます。
しかし、本当に必要な人達に必要な物が行き渡らないとなると話は違ってくるのはないでしょうか?
この騒動に関しては、次のような報道がされています。
「トイレットペーパーが品薄になる」などと、誤った情報を、職員がSNSに投稿したとして、鳥取県の米子医療生活協同組合がホームページ上で謝罪しました。
米子医療生活協同組合は3日、勤務する職員が「トイレットペーパーが品薄になる」というデマの投稿者の1人だったことを確認し、公式サイトで謝罪しました。文書は、理事長名義で「当組合職員の極めて不適切な行為により、多くの皆様方にご迷惑をお掛けしましたことを深くお詫び申し上げます」としています。
組合によりますと、職員は、「伝え聞いた情報を確認せずにあげてしまい、大変迷惑をかけた」と反省しているということです。組合は、職員への詳しい聞き取りを行い、処分を検討するとしています。
一部の人の根拠もない投稿が、Twitterを始めとする各種SNSで発信され、それに不安を覚えた人たちが買い占めに走りました。
いくらSNSとはいえ、情報を発信する側はこのような自体も起きうる事なのだと自覚をして発信していく事が大切なのではないでしょうか。
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各地の現在の状況について
現在の各地の状況はどうなっているのでしょうか?
調べてみましたが、現在も品薄の状態が続いているところが多いようです。
各地方の状況は下のサイトから確認できます。
↓
全国各地の現在の状況が確認できます。
マスクほどではないですが、品薄な状態が続いています。
一人ひとりが落ち着いて行動し、この騒動が早く収束することを願います。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は「【返礼品】コロナの影響でパニック!その真相とは!?」と題して、お話させて頂きました。
現在はインターネットの普及で本当に便利な世の中となりました。
しかし、今回のような騒動はそのインターネットが引き金となり起こったといっても過言ではありません。
情報を得るというのは良いことです。
しかし、その情報の根拠に信憑性があるかどうかを判断する力が必要です。
また、自分の心に余裕を持って行動していけるのかも重要だと今回の件をリサーチして感じました。
新型コロナウイルスを発端とした現在の日本の状況が少しでも早く良くなることを願わざるおえません。
今回も最後までご覧頂き、ありがとうございました。
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